「ナッシュさん! よけて〜〜!!」
黄色い声に振り向いたときには、時は既に遅かった。
身構えようとした俺の頭の上から振ってくる何か。冷たいと思うのと同時に、俺はずぶ濡れになっていた。
「つめ……っ、な、なんだあ?」
俺は訳がわからなくて声をあげた。前を歩いていた俺の上司、腹黒神官将ササライが振り向く。ササライもまた、俺の有様を見て目を丸くした。
「ナッシュ? 何水かぶって遊んでるの?」
「遊んでませんよ! っていうか、なんでこんなところで俺は水をかぶらなきゃならないんですか!」
俺は怒鳴り返した。
ここは、世界の命運をかけた五行の紋章大戦争の中心地、ビュッデヒュッケ城。真なる紋章の力に暴走した魔法使いを止めるために、数カ国の軍が結集した一大駐屯地である。
そんな殺伐とした場所のはずなのに、何故かのどかな空気のただようぼろ城の前庭に俺たちはいた。これから会議に出席するササライの手伝いをするためだ。
広い城の前庭は、出陣する兵士の邪魔にならないよう道が広くあけてあり、歩く俺たちの周りを囲むものは何もない。頭上にあるのはただ空だけ。その空も雲一つない青空で、水滴一つ降ってくるはずもないのだが。
「ごめんなさーい、ナッシュさん」
呆然としている俺のほうへと、今声をかけた少女がぱたぱたと走ってきた。柔らかそうな長い黒髪に、大きな緑の瞳、白いローブ。トリッキーテレポート魔法使いビッキーだ。
「ビッキー? これはお前のせいか?」
「ごめんなさぁい」
ぺこり、とビッキーは頭を下げた。
俺は怒りの矛先を失って苦笑する。理由はともかく、女の子の(多分)失敗にはあまり怒れない。それがビッキーならなおさらだ。結果はどうあれ、この子には100パーセント悪気はない。
「魔法、失敗しちゃった」
「ちょっと失敗って、こんなところで何やってたんだい?」
ササライが首をかしげてビッキーを見た。ビッキーも可愛らしく首をかしげる。
「えっとねえ」
「新しい魔法を開発しておったのじゃよ」
ふぉふぉふぉ、という笑い声がまた割って入った。見ると、大きな魔法の杖を持った小柄な老人がたっている。骨と皮ばかりのような痩せた体に豊かな白いひげ、派手な衣装。この城専属のインチキ魔法使いピッコロである。
「ピッコロ? 新しい魔法って、水を降らせて水不足でも解消するのか?」
俺が聞き返すと、またピッコロはふぉふぉふぉ、と笑った。
「違う違う。儂の占いと、ビッキーの魔法を組み合わせてのう、相手の一番必要としているものを取り寄せるという魔法の実験をしておったのじゃ」
「必要なモノを……取り寄せる?」
「そうじゃ。水を飲みたい、と思った儂の希望を占ったビッキーが水を取り寄せたのじゃが……ちょいと出現させるための場所を間違えてしまったようでのう」
「それで俺が頭からかぶったわけね」
俺はため息一つつくと、額に張り付いた髪の毛をかきあげた。全く、迷惑な実験もあったものである。
「でも実現したらそれはそれでおもしろそうだねえ」
被害の全くなかったササライがおもしろがる。ビッキーはこくこく、とうなずいた。
「みんな欲しいものが手にはいったら嬉しいでしょ? ……そうだ、ナッシュさん! お詫びにナッシュさんの欲しいものを取り寄せてあげる! ね!」
「へ? 俺?」
いきなり話の矛先を向けられて、俺は後ずさった。
欲しいものを取り寄せてくれる。それはとても嬉しいことだ。だが……その方法が、今失敗したばかりの魔法というのがひっかかる。
「いや……その俺の場合、欲しいものっていうのはこの上司が給料を上げてくれれば解決するものだし」
「何言ってるの。僕みたいな高潔な責任者が私情で給料に色つけたりできるわけないじゃない」
色はつけないが、私情でさっぴくぐらいのことはやるくせに。
俺は退路を嬉々として断とうとしている上司を軽くにらむ。
「ビッキー、好意は嬉しいが俺は別に……」
「そうなの?」
うるり。
ビッキーの大きな目が、悲しそうに潤んで表情が曇った。
「う」
俺は言葉に詰まる。
こらビッキー、そういう表情は反則だからやめなさいっ!! 女の子、しかも子供にそんな顔されたら俺が悪いみたいじゃないか!
「ナッシュ、大人げないよ。いいじゃないか。水くらいもういっかいかぶったところでたいしたこと無いんだし」
「……そりゃそーですがねぇ」
「ナッシュさん?」
「あ〜〜じゃあビッキー、何やおやつでも出してくれるか? ちょうど小腹がすいてたんだ」
俺が観念して希望を出すと、ビッキーはにこっと笑った。
「うん、おやつ! ね。じゃあいくいよーっ」
ビッキーは杖を構えた。まあ菓子くらいなら、また頭からかぶっても大丈夫だろう。願わくば、生クリームのかかったような生菓子より乾いた焼き菓子とかのほうがありがたいが。
「俺の欲しいもの、ちゃんと当ててくれよー」
真剣に占おうとしているビッキーを眺めている俺の脳裏を、白い女の面影がよぎった。
俺の欲しいもの。
本当に一番欲しいものは、当然のことながら別にある。
だがそれはモノなんかじゃなくて実は人で、しかも恐ろしくやっかいな女だったりする。きっと望んだところで、取り寄せるなんてことできないだろうけど。
見ているうちに、術は完成したらしい。ビッキーの杖が眩しく光りだす。
「えーい!!」
かけ声も勇ましく、杖を一振り。と、同時にびきっ!! と空間の裂けるすさまじい音がした。
いや、音といっていいのかどうかもあやしい衝撃だった。
空気が無理矢理引き裂かれる異音が俺たちの鼓膜に突き刺さる。
「何っ!!」
次いで、俺の目の前に雷が落ちる。
ばりばりという落雷の音、青い稲妻の光。次に何が起きるのかと身構えた瞬間、頭上で風を切るすさまじい音がした。
「っ……」
危険を感じて、俺はその場から飛び退く。
どすっ、というかなり重い音をたてて、地面にめり込んだのは……巨大なトランクだった。
結構古いものなのだろう、トランクの表面の皮は使い込まれて飴色になっている。
ん? このトランク、見覚えがあるぞ?
訝しんでいるうちに、また風を切る音。また逃げると手提げと巾着(どっちも重そう)までもが落ちてくる。
おい、この巨大な旅行セットって……。
それを持っているはずの人物のことを考えていたせいで、今度は反応が遅れた。
また何か落ちてきたのに気がついた俺は、よける間もなくその落ちてきたものに激突されて、その場につぶれた。
「うあっ」
背中に、重く柔らかい感触。必死になって体を起こすと、そこには荷物が落ちてきたときに予想した通りの人間が倒れていた。
月光を映したような柔らかな銀の髪に白皙の肌。少女のように清らかな美貌。
「シエラ……?」
俺がつぶやきながら呆然としたのは、当然のことだろう。
「ナッシュ……なんでシエラ様がここにでてくるんだい」
かがんでシエラを確認した俺を、ササライが不思議そうに見る。
「いやその……お菓子のつもりだったんですが」
「あれ? ナッシュさん、さっきシエラちゃんのこと考えてなかった? だからてっきりシエラちゃんに会いたいんだと思ったんだけど……」
ビッキーがうーん、とまた首をかしげる。引きつった俺の顔を、ササライが睨んだ。
「ナッシュ……君ねえ」
「えーと、ですね」
「君の奥方が魅力的なのは僕も認めるけど、時と場合を考えていちゃついてくれる? いきなりこんなところに呼ばれたら僕だって黙ってられないよ?」
「だってしょうがないでしょうが! 今一番ほしいものって言われて恋人のこと考えない男がいますか?」
「抑制心のなさをいばらないでよ!」
「ん……うるさ……」
顔をしかめてそうつぶやいたシエラの声に、俺たちは口げんかを止めた。
「シエラ……! 気がついたか? どこか痛いところはないか?」
「え……誰?」
うっすらと、目をあけたシエラの瞳をのぞき込んで、俺はぎくりと体をこわばらせた。
そこにあったのは、いつもの血の色のルビーアイじゃなかったからだ。
鮮やかな赤の代わりにあったのは、深く濃い菫の紫。
深すぎる違和感に驚いた俺はあわてて腕の中の少女の右手を取ってみる。そこには、彼女の始祖たる証、真なる月の紋章がある。
紋章がある……ってことはシエラのはずだよな? でも、こんな瞳の色してなかったはずなのだが。
混乱する俺たちに、彼女は更に混乱の種を蒔いた。
可愛らしく、普通の少女のように不安そうな顔で俺たちの顔を確認し、弱々しく訊ねる。
「おじさん、誰?」
混乱するより、ココロに傷を負ってうちひしがれてしまった俺は、悪くない、と思う。
「で、何がどうなったんだと思います?」
「さあ? 詳しいことは僕にだってわからないよ」
ハルモニアの執務室で、俺とササライは二人同時にため息をついた。
俺たちがぼそぼそと相談している執務机の向こう、来客用のソファではビッキーと若シエラが年頃の娘らしく黄色い声できゃわきゃわと会話している。
若シエラ。
なんで俺たちが彼女をそう呼んでいるかというと、目覚めた彼女が
「シエラ=ミケーネ。16歳」
と名乗ったからだ。
どういう術の作用か、事故かはわからないが、彼女は800年分もダイナミックに若返ってしまったらしい。吸血鬼なので見た目はそのまんまだが、中身が年頃の16歳なんである。当然、俺たちのことなんか知らない。どころか、吸血鬼になった記憶すらないらしい。(きっとあの瞳の色は吸血鬼になる前のものだろう)
「魔法っていうのはいいかげんなようでいて繊細だからね」
「それは、俺も少しは紋章魔法をかじったことがあるからわかりますよ」
そして事故が起こったとき、一番修復が難しい分野であることも。
「ササライ様……彼女を戻すことは」
「今の僕には無理だね。瞬きの紋章と月の紋章、あんな特殊なもの二つが干渉してできあがっている魔法、時間がある時でもとけるかどうか」
「ですよねえ」
がっくり、と俺は肩を落とした。
「まあもとはビッキーの魔法だし、ひょっこりと元に戻ることだってあるんじゃない? 二三日様子を見てみなよ」
風邪の診断でもするようなササライの口調に、俺は弱々しく頷いた。
所詮ビッキーの魔法。
今回はそれだけが頼りだ。
月の紋章だなんてヤバイものが関係している、とか、ビッキーなだけに余計何が起こるかわからない、という考えを頭から無理矢理押し出して、俺は立ち上がった。
「どっちにしろ、君がやることは一緒なんだしさ」
「そう、ですね」
ササライに弱々しく答えると、楽しく話しているシエラに近づく。
「シエラ?」
声をかけると、シエラはわずかに身を引いて俺を見上げた。
初対面の男に向ける距離感。
俺はほんの少し苦く笑う。
「ちょっと……ややこしいことになっているんだけど、君のことは俺が守ると誓うから、落ち着いて話を聞いてもらえるかな?」
少女は初対面の男を見るように目を細めた。
んで、数日が経った。
こんなこと言ってる当たりでだいたいわかると思うが……シエラはまだ若いままだ。
原因が原因なだけに、元に戻す方法は相変わらず不明。
幸運なのは、意外にすんなりと若いシエラが状況を受け入れてくれたことだろう。
おかげで、ここ数日混乱する彼女に現代の話をしてやる以外に、泣きじゃくるのを慰めたりするような困ったことにはなってない。
落ち着いてるのか、現実感がないのか。
多分俺ならあまりの現実感のなさに夢だと言い張ってるところだろうけど。
「ナッシュさーん、あっち、行ってみましょうよ」
「はいはい」
前を歩く少女が振り返って、俺は手を振った。
銀髪の少女は、平頭山ののどかな自然を楽しみながら柔らかく微笑む。城に閉じこめているよりは、と連れ出したピクニックだが、彼女のお気に召したらしい。
「ナッシュさん……ね」
シエラの後を追いながら、俺はこっそりとつぶやいた。
ナッシュさん。
それが若いシエラの選んだ俺の呼び名だった。それと、敬語。
呼び捨てでいいし、敬語もやめてくれとは言ったんだが、どうしても抜けないらしくずっとそのままだ。
今まで気にしたことはなかったが、シエラの奴、そもそも生まれが結構いいところのお嬢だったらしい。
まあ確かに元々身のこなしは優雅だったし、俺が一応名家の生まれだってことよりは納得のいく事実だ。
「シエラ、あまり遠くに行くなよー」
「ナッシュさんが早くついてきてくれれば、離れないんですっ。おじさんぶってないで来てくださいよ」
「どーせ俺は正真正銘おじさんですよー」
少しだけ歩調を早めてシエラに追いつく。隣に並ぶと、シエラはピクニック用に持ってきたおやつのかごを持ち直して、俺に笑いかけた。
のどかな昼下がり。
景色は綺麗で、並ぶ少女も美しい。
きっといつもなら幸せをかみしめているだろう瞬間。
しかし俺は自分の無感動さを隠すように苦笑した。
実を言うと、上司には「今のシエラ様は何も知らない少女なんだから、手を出しちゃだめだよ!」と、かなり信用されていない釘の刺されかたをしていたりするのだが……俺は、そもそもそんな手を出す気はさらさらなかった。
いやそんな気がおきない、と言ったほうが正しいのだろうか。
シエラと同じ顔、同じ体の少女だが、今のシエラに対して何の興味もわかないのだ。
前のシエラなら、そのまなざし一つで簡単に理性がふっとんでいたというのに、だ。
なにせ、表情が違う、仕草が違う。何より瞳が違う。
自分でも、かなり驚いたのだけど、俺はどうやらあの女の中身の部分に相当惚れ込んでいたらしい。
姿が同じであっても、中がシエラでなければ意味がない。
かなり、どうしようもないなあとは、我ながら思うけど。
視線を感じて、シエラに目を戻すと、彼女は俺をじっと見つめていた。
「ナッシュさん……は、優しいですね」
「そうか?」
「ええ。ここにいきなり放り出されて、でもあまり不安がないのって、ナッシュさんのおかげだと思うんです」
少女はぎこちなく笑った。
「でも、ナッシュさん、いっつも遠いところ見てる」
「遠い? 変だな。今は君しか見てないつもりだけど?」
「嘘。私を見てるけど、私のこと、見てないです」
今考えていたことを、ほぼ性格に言い当てられて、俺は必死にポーカーフェイスを繕った。
「そんなことないさ」
「ナッシュさん……嘘つきですよね」
シエラはぷい、と横を向いてしまった。
「嘘なんかじゃないよ」
でもやっぱりそれも嘘か。女の勘の鋭さでもって、俺の気持ちを読み取ってしまった少女は俯く。
「魔法がかかる前の私って、ナッシュさんの大切な人だったんですか?」
「……ああ」
しばらくしてぽつりと投げかけられた問いに、俺は肯定で返した。少女は俺を振り向く。
「やっぱりそうですか」
「シエラ、俺は……」
「でも、そんなの嫌です」
くしゃ、と少女の顔が歪んだ。
「だからって、私のことを、ナッシュさんが見てくれないのは嫌……なんです」
「シエラ」
ぱり、とシエラの周りで火花が散った。
「ナッシュさんは優しいのに……! 見ているのも私のはずなのに……私じゃないなんて……」
ぱりぱり、とまた火花が散る。
「お、おいシエラ!」
「私を見てよ……ナッシュ!」
ばり、とほとばしる雷電。だが俺はシエラに答えることはできなかった。
俺の中にあるのは、やはり血の色の瞳をした女の面影。楔のように胸に刺さっているそれは、清らかな少女の涙だろうと消すことはできない。
「シエラ……」
「こんなのは……嫌!」
かっ、と青白い雷が稲妻を引いてシエラを貫いた。すさまじい光に一瞬目がくらむ。
目を開けたとき、少女は力無くそこに倒れるところだった。
「シエラ!!!」
俺はあわててその体を抱き留めた。
雷に打たれたように見えたが、魔力が暴走しただけだったのだろう。シエラには傷一つなかった。
ただ一つ、意識がないことを除いては。
「シエラ! シエラ!! 大丈夫か?! ごめん……俺が悪かった!! シエラ!」
ぴたぴた、と頬を軽く叩いてみる。
すると少女の長いまつげがゆっくりと動き……開いた瞼の下から、血の色を映したような鮮やかな赤い瞳が表れた。
「……シエラ?」
「うるさい」
開口一番。俺は思いっきり頬をひっぱたかれていた。
「い、いっってええええええええええええ!!!」
「デリカシーのない男はこうするのが一番じゃ!!」
「デリカシーってなんだよ!! だからっていきなりひっぱたくか? …………って、おい」
怒鳴り返して、俺は気がついた。
瞳の色だけじゃなく、口調までもがいつものシエラのものだった。
「シエラ? あんたシエラか? 800歳越えた、吸血鬼の……」
「レディに歳の話をするでないわ」
尊大に言われてまた殴られて。痛い思いをしてるっていうのに、俺は嬉しくてしょうがなかった。
俺の、シエラだ。
しかしシエラは不機嫌に俺のことを睨む。
「全く、融通のきかぬ男じゃ」
「融通? ……って、シエラ、お前若返っていた時の記憶、あるのか?」
「不本意じゃがのう。それより謝れ!」
「はあ? なんで謝るんだよ! 記憶も何もかもふっとばしたあんたをずっと守ってたってのに!」
「どこが守っておったのじゃ!」
頬をつねられて、俺は涙目になった。
戻っていきなり、こんな殴られたりつねられたり、謝って欲しいのはこっちのほうだ。
「体は守ったつもりかもしれぬが、わらわを見ようともせんとは、無礼にもほどがあるぞえ? 異界で不安な少女をあっさりふるなど言語同断じゃ!」
「……それは……悪い……とは思うが、俺がそうできなかったのは、今のあんたに……その惚れてるからであって」
睨まれて、俺は口を閉じた。
そしてようやく理解する。
シエラにとっては、若返っていた時のシエラも、今のシエラも同じなのだということ。
「……あの若いシエラも、あんたの本質の一つなんだな……?」
そして拒絶されて傷ついたのもやはりシエラ。
抱き寄せると、シエラは俺の胸に頭を預けた。
「ごめん、シエラ。傷つけて」
「わかればよいのじゃ」
「……愛してる」
最後の一言は、若いシエラにだと囁くと、「調子のいいことを言うな」とまた渾身の力でひっぱたかれた。
123456ヒット記念
桜木いづな様のリクエストで
「ビッキーのせいで一騒動ナッシエ」です。
前にナッシュが若返る話は書いたので、
今度はシエラが若返る話です。
若い頃のシエラは大ねつ造ですが……
外伝を見る限り、若い頃のシエラは清楚な感じの娘さんだったので
そんな感じに暴走させっぱなしにしてみました。
今回は、仕事の非常に忙しい時期と重なってしまって
公開がとても遅くなってしまって申し訳ありませんでした(汗)
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